BatonFlow
“止まる営業”をゼロに。見える化 × 仕組み化で商談が進む。
ブロック要因・担当バトン・SLA・キュー時間を自動で見える化。行動(Discovery/BANT/提案/口頭合意/契約)にチェックするだけ自動遷移。
3つのベネフィット
止まっている理由がわかる
だれが、なにが、止めているのかが見えます。だから、次にやることがすぐ分かります。
どのステージかが分かる
チェックを入れるだけで、MQL/SQL/Opportunity/Won/Lostが自動で決まります。
連携がかんたん
1クリックでCSV。Googleスプレッドシートに貼るだけ。準備は1分でOK。
BatonFlow機能
自動ステージ
Discovery/BANT/提案/口頭合意/契約のチェックで自動遷移
ブロッカー管理
理由・期限(SLA)・停滞時間のライト表示
バトン可視化
Owner → Next を明示、引き継ぎの詰まりが分かる
カンバン
MQL/SQL/Opportunity/Won/Lostの件数とカード表示
CSV出力/コピー
スプシにそのまま貼り付け
手動上書き
ステージ移動、Owner/Next変更、ブロックON/OFF
使い方 3ステップ
顧客を追加
会社名を入れる(担当者・Fit/Need/Timingは任意)
行動にチェック
Discovery → BANT → 提案 → 口頭合意 → 契約
詰まりを解消
ブロック理由とSLAを入れて、次の一手を実行
✅️ポイント:A/B/Cランク(スコア合計 5–6=A、3–4=B、0–2=C)で優先度がひと目で決まります。
顧客入力(自動スコア・自動ステージ・ブロッカー/バトン)
ルール(自動ステージ/バトン)
- 契約 → Closed-Won
- 口頭合意 + 提案 → Opportunity
- BANT または 提案 → SQL
- Discovery → MQL
- 手動ステージ指定で上書き可
ブロッカー(いま止まっている案件)
| 案件 | Owner | Next | 理由 | SLA期限 | 経過 | 操作 |
|---|
ハンドオフ(バトン)状況
| 案件 | バトン | キュー時間 | SLA | 状態 |
|---|
CSVプレビュー
設定
MQL(Marketing Qualified Lead)
意味:マーケの活動で見つかった「買ってくれるかもしれないお客さん」。まずは話を聞いてみようの段階。
例:資料DL、セミナー参加、問い合わせ、無料トライアル登録 など。
判断目安(OKのサイン):
会社や担当者が分かる/連絡先がある
興味がありそうな行動(DL、参加、問い合わせ)をしている
次アクション(SLA目安):24時間以内にDiscovery(ヒアリングの約束を取る)
ミニCRM操作:
Discoveryにチェック → 自動でMQLに
Owner:Marketing→IS でバトン設定
SQL(Sales Qualified Lead)
意味:「ちゃんと話を進められそう」と営業が判断したリード。話す準備が整った状態。
例:予算・決める人・必要性・時期のどれかが分かった/提案の話が出た。
判断目安(OKのサイン):
BANTのどれかが確認できた、**または「提案」**の合意がある
会議の予定が決まる/相手が検討の手順を説明できる
次アクション(SLA目安):3営業日以内に提案ミーティング、見積やデモを準備
ミニCRM操作:
BANTにチェック or 提案にチェック → 自動でSQLへ
Owner:IS→Sales にバトン
Opportunity(案件)
意味:具体的な商談。相手は買うつもりがある方向で、条件や内容を詰める段階。
例:提案を送り、相手から**口頭合意(進めたい)**が出ている。
判断目安(OKのサイン):
価格レンジ・導入時期・社内手続きが見えている
購買/法務レビューなどのやることリストが出ている
次アクション(SLA目安):1〜2週間以内に合意条件の確定(法務・セキュリティ・稟議の調整)
ミニCRM操作:
提案+口頭合意にチェック → 自動でOpportunityへ
ブロッカー(例:法務待ち)と**SLA(期限)**を入力
Won(成約 / Closed-Won)
意味:契約完了。お客さんが買うと決めた状態。
例:契約書にサイン/発注書が届いた/支払い手続きが始まった。
判断目安(OKのサイン):
契約の証拠(署名・発注番号・請求書)がある
次アクション(SLA目安):1週間以内にキックオフ → CSへバトン(オンボーディング開始)
ミニCRM操作:
契約にチェック → 自動でClosed-Wonへ
Owner:Sales→CS、オンボーディング手順をコメント
Lost(失注 / Closed-Lost)
意味:今回は買わなかった状態。終わりではなく、次のチャンスの準備へ。
例:予算が今年は無い/他社に決めた/時期が合わない。
判断目安(OKのサイン):
「なぜ買わなかったか」の理由がはっきりしている(価格、機能、時期、社内事情)
次アクション(SLA目安):理由を記録→再アプローチ時期を決めてカレンダー/スプシへ
ミニCRM操作:
ステージをClosed-Lostに移動
ブロック理由欄に失注理由を残し、次の時期をメモ(Cランク=リサイクルへ)
Discovery / BANT / バトン
Discovery=困りごとを聞く日(24h以内に設定)
BANT=進める準備OKの確認(予算・決裁・必要・時期)
バトン=誰→誰に渡すかと**期限(SLA)**を決め、待ち時間を見える化
具体例で確認 クイック全体図
M→IS(24h):連絡OK → Discovery予約 → Fit/Need/Timingを仮メモ
IS→Sales(3営業日):BANTのどれか or 提案合意 → 提案ミーティング設定
Sales→CS(1週間):契約確認 → キックオフ → 導入計画
1) Marketing → IS(MQLの初動)
目的:興味ありの人を「話せる状態」に
入口:資料DL / セミナー参加 / 問い合わせ = 連絡可能
やること(IS):24h以内に初回連絡 → Discoveryの日時を取る
出口(OK条件):①Discovery予約あり ②Fit/Need/Timingを仮メモ
SLA:24h以内に初回連絡
戻し:連絡不可/無反応 → リサイクル(C)
ツール操作:
カードで Discovery をチェック → ステージは MQL
Owner:Marketing → Next:IS を設定(「Owner/Next」ボタン)
SLA(例:初回連絡期限)を入力
2) IS → Sales(SQLの立ち上げ)
目的:商談を「進められる状態」に
入口:BANTのどれか1つ以上確認 or 提案合意
やること(Sales):提案ミーティングセット/課題・効果・関係者の再確認
出口(OK条件):①提案内容(範囲/概算/進め方)に合意 ②決裁プロセスが見えた
SLA:3営業日以内に提案ミーティング
戻し:決裁者不明・予算ゼロ・緊急性なし → 育成(B/C)保留
ツール操作:
BANT または 提案 をチェック → ステージは SQL
Owner:IS → Next:Sales を設定
提案日をSLAに入れる(遅延は赤表示)
3) Sales → CS(Won後の導入)
目的:買ってもらったら「すぐ使える状態」に
入口:契約サイン/発注を確認
やること(CS):1週間以内にキックオフ/**導入計画(誰がいつ何を)**決定
出口(OK条件):初期設定/レクチャー完了、目標KPI+1か月後の点検日設定
SLA:1週間以内キックオフ
戻し:環境準備NG・担当不在 → Salesと一緒にブロッカー解消
ツール操作:
契約 をチェック → ステージは Closed-Won
Owner:Sales → Next:CS/SLA=キックオフ日
ブロックがあれば**「ブロック中+理由」**を必ず記録
Fit / Need / Timing(A/B/Cの分け方)
各 0〜2点(合計 5–6=A, 3–4=B, 0–2=C)
Fit(合うか):2=ぴったり/1=工夫でOK/0=対象外
Need(必要か):2=数字で痛い課題/1=曖昧/0=興味だけ
Timing(いつ):2=今月〜来月/1=今四半期/0=未定〜来年度
ツール操作:カードの Fit/Need/Timing に
0-2を入力 → Score/Rankが自動計算
よくある質問(FAQ)
CRMが別にあります。併用できますか?
はい。可視化/初動の加速に特化しているので、既存CRMの前段/横付けとして使えます。CSVで連携も簡単です。
自社カラーに合わせられますか?
はい。ボタン色は指定していません。サイトのデザインガイドを自動で継承します。
セキュリティは?
データはブラウザのローカル保存(localStorage)です。サーバー送信はありません。機密度が高い案件はCSV出力後に速やかに削除する運用がおすすめです。
チームメンバーと同時編集は?
同時編集は未対応です。スプシ連携で共有テーブル化するか、将来的にWebhook/共同編集を拡張予定です。